肌にも良い蜂の子

蜂の子には肌に良い栄養素が含まれているため、美肌効果があります。
このページでは蜂の子に含まれるアミノ酸やビタミン、ミネラルなどの美肌効果を中心に解説していきます。

美肌のために役立つ蜂の子の栄養素

蜂の子に含まれる栄養素の中で、美肌効果があると考えられている、アミノ酸、ビタミン、ミネラルの三つについて説明します。

肌を作って守るアミノ酸

アミノ酸は20種類存在します。
その中でも蜂の子に含まれていて、美肌効果が期待できるアミノ酸は以下のものが挙げられます。

  • アスパラギン酸
  • チロシン
  • セリン(※)
  • プロリン
  • アルギニン

※セリンには美白効果もあると考えられています。

アミノ酸は肌を作る原料になる栄養素です。ですから、肌の健康を考える際には必要不可欠なものです。
それだけでなく、アミノ酸は肌の保湿成分にもなります。
これはNMF(天然保湿因子)と呼ばれており、原料の約半分がアミノ酸です。
NMFは肌の水分を保持する働きがあるので、乾燥から肌を守る効果があります。

このように、アミノ酸は美肌を生み出し、維持する上でも必要な栄養素なのです。

皮膚の再生を助けるビタミン

蜂の子に含まれるビタミンの中で、美肌に効果があるのはビタミンB2です。
ビタミンB2は細胞を生み出すことに関わり、肌の細胞が生まれ変わる一定のサイクルを助ける役割があります。
ビタミンB2がこのサイクルを助けることは、皮膚を効率よく再生することにも繋がります。

肌の新陳代謝を促すミネラル

蜂の子には様々な種類のミネラルも含まれています。その中でも美肌に効果があるのは亜鉛です。
亜鉛は肌の原料となるタンパク質の代謝を促すので、肌の新陳代謝が活発になります。

また、亜鉛の他に蜂の子に含まれる鉄分には、コラーゲンの合成を促す効果もあります。
コラーゲンは肌を構成している栄養素なので、肌のハリや弾力を維持しやすくなります。

古くから美肌効果があると考えられてきた蜂の子

蜂の子は古くからその美肌効果がたたえられてきました。
後漢の時代に中国で書かれた『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』には肌つやを良くし、顔色を良くするという効果が記されています。
他にも明の時代に李時珍(りじちん)という人物によって書かれた『本草綱目(ほんぞうこうもく)』という本でも同じような効果が記録されています。

このように、蜂の子が肌に良い効果をもたらすということは昔から伝えられ続けてきました。こうした蜂の子の美肌効果は、現在でも支持を受けています、